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小説リンク&はじめに

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ロリ少女官能小説集

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●鬼畜マニアック官能小説集について

ロリ少女官能小説集には掲載できない、暴力的すぎる小説を掲載する官能小説(?)サイトです。滅茶苦茶グロテスクな小説も掲載されていますので、過激な暴力表現に耐性の無い人は読むのを控えることをおすすめします。後味が最悪なものも多いけど、読んだ後で怒ったりしないでね。

扱っている(扱う予定)の内容……エログロ リョナ 処刑 カニバリズム 切断 出血 嘔吐 スカトロ 精神攻撃などなど。

当面は、検索してはいけない言葉にも掲載されている某東方系サイトに投稿したエログロ小説を掲載していきます。(※HNは変わっていますが、ここに掲載するのは、全部私が書いた作品です)

当サイトはリンクフリー、無断転載禁止です。
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飼い主の義務

茶色の猫耳もピンとなって、2つの尻尾も心なしか長くなってきました。ぱっちりとした茶色の瞳は、無邪気で大きく可愛くて、無意識に男の子を誘惑してしまうのです。子猫の美少女、橙ちゃんは、とっても魅力的な女の子です。人間年齢に換算して、10歳の誕生日を迎えることができました。おしっこの場所はつるつるですが、ちょっとづつ、少しづつ、抜き足差し足忍び足、大人の身体に近づいています。身体が大きくなったぶん、女の子の穴も柔らかくなりつつあります。小さいからって、馬鹿にしてはいけません。橙ちゃんは、お赤飯を炊いた、立派なレディでもあるんですよ? 最近は大好きなご主人様であるらんしゃまにも会わず、長い間マヨヒガで一人暮らしをして、一人前になるための修行をしているのでした。

そんな子猫の橙ちゃんには、とっても大好きな宝物があります。女の子の秘密なのですが、あなたにだけは特別にお教えしましょう。橙ちゃんが大好きな宝物とは、なんと、なんと、女の子にしかないおしっこの場所、おまんこのことだったのです。笑ってはいけません。叱ってはいけません。橙ちゃんは本気の本気です。ここが気持ちいいと知ってから、女の子の穴が宝物に感じられるぐらい、大事に思えるようになってしまったのです。

もっと小さな頃は、またたびが一番の大好物でしたが、またたびなんてもう子供っぽくていけません。今となってはおまんこが子猫一番のおもちゃでした。こんな楽しい遊びを知ってるなんて、自分はなんてすごいんだろう。きっと特別な存在なんだ。茶色の子猫は自慢げです。妖精の女の子も、宵闇の少女も、きっと知らないに違いありません。お友達はみんなやったことがないはずです。他の子とは違って、自分は一人前なんじゃないか。一人前の印なんじゃないか。そう思えるぐらい、すごくて気持ちのいい、女の子の秘密なのです。でも、橙ちゃんがおまんこの使い方を知ったのだって、それほど前のことじゃないんですよ。それなのにこんなに自慢げなんて、橙ちゃんも案外、背伸びしたがりなんですね。

きっかけはささいなことです。人里に下りてまたたびを買おうとした時、40歳ぐらいのみすぼらしいおじさんが橙ちゃんの近くにやって来ました。つぎはぎの着物を着て、顔には無精髭が生えています。豊かな食事はしていないのでしょう。体は痩せぎすで目元には余裕がありませんでした。目元のきょろつきは、発情のためかもしれませんが……、ともあれ、このおじさんが橙ちゃんに、おまんこの使い方を教えてくれたのです。おじさんは優しそうな笑顔を浮かべながら、橙ちゃんの顔を覗き込みました。橙ちゃんはその目をじっと見ます。なんだろう? 用事かな? 猫の妖怪が珍しいのかもしれません。

「何か欲しいものがあるの?」とおじさんは言いました。マヨヒガばかりにいて人恋しかった橙ちゃんは、おじさんに話してもらったことを喜び、ひまわり畑のような笑顔で真っ直ぐに答えます。「またたびが欲しいんです。またたびが大好物なんです」。そう言ってはにかむと、おじさんは橙ちゃんの頭を撫でて、またたびを沢山買ってあげようと、申し出てくれるのでした。「おじちゃんは可愛い子供が大好きだからね」。沢山のまたたびを風呂敷に包み、橙ちゃんはほくほくです。おじさんも嬉しそうです。それだけで終われば単なる美談でしょうが、話はそこで終わりませんでした。

「少しいいかな」。「なんですか?」。そんな嬉しそうな橙ちゃんに、おじさんは申し訳無さそうな顔をして、目線を合わせながら頼むのでした。「おじちゃんと遊んでくれないかな」。「どうしてですか? 私子猫ですよ?」。「おじさんは一人で寂しいんだ。子猫でもいい。話し相手になってくれるだけでいいから……」。

橙ちゃんは優しい子です。寂しそうな顔をするおじさんを、見捨てるような子ではありませんでした。「私でよければ遊びます。まだ半人前で、らんしゃまにも認めてもらえてないんですけど……、そんな私で良ければ何でもやります」。照れ笑いをしながら、ほっぺたをぽりぽりと掻く橙ちゃんの手を、おじさんはそっと掴みました。人里の中心から離れた麦畑の向こうに、おじさんの住む一軒家があります。ぼろぼろの寂しげな家です。橙ちゃんはそこに連れ込まれ、敷かれる布団をきょとんとして見つめて、……ああ、なんということでしょう。大変です。橙ちゃんはこの日、色んな意味で、半人前ではなくなってしまったのです。

服を脱ぐように言われ、訳もわからず裸になります。布団の中に潜って、熱く固く抱き合います。男の子のでっぱりが、女の子のあなぼこに入って、ぐちゃぐちゃという変な音があばら屋に満ちていきました。西洋流に申せばセックス、本朝流に申せばまぐわい、動物流に申せば交尾、……とっても気持ちいいな。やっている遊びに、そういう名前があることを知ったのは、男の人のミルクを3回も出された後のでした。

生まれて初めて絶頂した橙ちゃんは、ビクビクと痙攣しながら、大人の遊びの名前を猫耳に入れます。その瞬間、橙ちゃんは、男の人と交尾をすることが大好きになってしまいました。気持ちよさをくれる女の子の部分も大切な宝物になりました。だってそうでしょう。女の子の穴がなければ、おじさんにじゅぽじゅぽして貰えなかったのです。この時の橙ちゃんは、男の人も気持ちよくなることを知りませんでしたから、女の子って特別なんだなと思ってしまったものでした。微笑ましいですね。

交尾にどハマリした橙ちゃんは、次の日も、また次の日も、おじさんのおうちにやってきます。そうして日暮れまで何度も何度も交尾をして、辺りが真っ暗になってから、夜目をきかせてマヨヒガに帰るのです。おやおや、一人前になるための修行はしなくて良いのでしょうか? ある意味一人前ですが、セックスだけじゃ、らんしゃまみたいな大妖怪にはなれないと思いますよ? 真面目な橙ちゃんが耽ってしまうほどに、交尾の味は甘かったのです。男の人のミルクでお腹をぽかぽかにしてもらうと、どうしてなのか、女の子として幸せな気分になってしまうのです。中年のおじさんに何度も何度もせがんで、すごい回数エッチして、そうしてとうとう、おじさんは音を上げてしまいました。人間の男は、妖怪の女の子ほど、沢山の交尾が出来なかったのです。

橙ちゃんは悲しくなりました。交尾をおあずけにされてしまったのも理由ですが、おじさんのおちんちんを疲れさせてしまったのも悲しい気持ちになった原因です。この時の橙ちゃんは、男の人も気持ちよくなるのだと知っていましたから、沢山すれば自分も気持ちいいし、おじさんも喜んでくれると素直に思っていたのでした。おじさんも始めは欲情して励んでいたのですが、悲しいかな、若いころほどの、激しい性欲がありません。毎日毎日、5回も6回もせがんだために、おじさんのたまは空っぽになり、おちんちんはひりひり痛むようになってしまいました。

このままではおじさんのおちんちんがポロリともげてしまいます。別の交尾相手を探さないといけません。でもおじさんの他に、私みたいな子猫と交尾遊びをしてくれる人がいるのかな……。それに、おじさんの時みたいに、おちんちんを傷つけてしまったら……。大好きな交尾ができなくなった橙ちゃんは、あばら屋の隅で体育座りをして、暗い気分の底に沈んでいってしまうのでした。

見かねたおじさんは、橙ちゃんに一つの提案をします。「橙ちゃんと交尾をしてくれる人を、おじさんが探してきてあげるよ」。橙ちゃんは、迷惑はかけられないと思って遠慮しようとしましたが、おじさんは笑って頭を撫でてくれるばかりです。結局橙ちゃんは、その言葉に甘えて、全てをおじさんに委ねることにしました。交尾をしてくれるような親切な人なんて、きっとほとんどいないんだろう。橙ちゃんはあまり期待していませんでした。マヨヒガに帰って次の日に、おじさんの家に向かいます。するとどうでしょう。沢山の男の人たちが、おちんちんをいきり立たせて橙ちゃんを待っていてくれたのです。両手の指どころか、両足の指を使っても、数えきることが出来ないほど、山のような男性が集まってくれたのでした。

「きみが橙ちゃんか」。「おじさんとセックスしよう」。「中出し自由ってこれマジ?」。橙ちゃんが家に近づくと、子猫の美少女に興奮したのか、橙ちゃんの周りに人だかりが出来ます。最初にセックスをしてくれたおじさんは、その人混みをかき分け、なんとか橙ちゃんをあばら屋の中に入れたのです。家の外では河童のお姉さんが、列の整理と呼び込みを行っていました。「下がって下がって、順番だよ! 絶世の妖怪美少女、一発500円、中出し自由! お代は完全先払いだよ!」。意味はよく分かりませんが、そういう思いやり全てが、とっても頼もしい物に思えてくるのでした。

こんなに来てくれるなんて……。橙ちゃんは泣いていました。もちろん、嬉し涙です。私みたいな妖怪のわがままに付き合ってくれる人が、こんなに沢山いるだなんて……。人間ってとっても親切で、優しい生き物なんだなあ。そうして親切なおじさんたちに心の底から感謝したのです。人間たちの優しい気遣いに、心がぽかぽかと温まっていきました。

こうしちゃいられません。橙ちゃんは興奮して鼻をふんふんとさせています。セックスが出来なかった昨日のぶん、橙ちゃんは思う存分、男の人との交尾を楽しんだのでした。そうして浮かんだ満面の笑みは、親代わりのらんしゃまでさえ見たことがないぐらい、最高に嬉しそうで、楽しげなものでした。どぷんどぷん、どぴゅどぴゅ。沢山のミルクが子猫の中に注ぎ込まれていきます。ミルクは子猫の大好物です。あればあるほど、おまんこが嬉しくなります。ミルクを注ぎ込んだ男の人は、おじさんの用意した箱のなかに、500円玉をぽとぽとと支払っていきました。

幻想郷の500円はそれなりの大金です。橙ちゃんの身体は、それだけのお金を支払っても惜しくないほど、気持ちいい作りをしていたのでした。幻想郷には妖怪の美女や美少女が山のようにいますが、無責任中出し交尾をされて喜んじゃうほど無知でエッチな妖怪っ娘なんて、そうそういるものではありません。そのうえ、貨幣一枚で股を開くとなれば、そんな子猫はもう橙ちゃんしかいないのです。

お客さんは途絶えません。お金もどんどん増えていきます。売上は高まる一方ですが、無欲な橙ちゃんは、そのお金を全部おじさんにあげることにしました。セックスを教えてもらったお礼と、男の人を集めてもらったお礼です。親切にしてもらったらお礼をしなさいと、らんしゃまにも教えてもらっていました。それに、この時の橙ちゃんは、おちんちんだけあれば幸せになれるほど、エッチな女の子に成長してしまっていたのです。ごはんはおじさんが用意してくれますし、必要があれば色々買ってくれましたから、お金にはほとんど必要ありませんでした。

おじさんのあばら屋はだんだんと綺麗になり、家具も揃い、食事も豪華になり、しまいには家を建て替えて、そこそこ立派な屋敷が立つことになりました。側の畑は枯山水になり、西洋風のプールまで併設されています。いかにも貧乏そうだった農夫のおじさんは、でっぷりと肥えるほど暮らしに恵まれ、商店経営で貨殖に励んで、更に財産を蓄えていったのでした。

しかしそれも、長くは続きません。美味しいミルクも、実は子猫には毒になってしまうのです。沢山中出しされたおまんこは、注入される精子に耐え切れなくなり、とうとう卵子も陥落して、妊娠してしまったのです。子宮で赤ちゃんが大きくなり、橙ちゃんのお腹も膨らんできました。食べ物がよくなっていたので、最初はちょっと太ったのかなと気楽に構えていた橙ちゃんですか、お腹だけがどんどん大きくなるので、病気じゃないかと心配になります。

なんでお腹が大きくなるの? 交尾が赤ちゃん作りのためのものだなんて、橙ちゃんは知りません。自分が妊娠しているだなんて、思うはずがありませんでした。だってそうでしょう? 見かけた妊婦さんは、どんなに若くても、橙ちゃんよりずっとお姉さんでした。半人前の子猫の自分が、赤ちゃんを授かるなんて微塵も思わなかったんです。おじさんに相談しても、大丈夫だと言うばかりで、真面目に相手にしてくれません。もっともっと交尾をするようにと、いつものように言われただけです。そのうちに、お腹はさらに膨らんで、とんとんと中から蹴ってくるようになりました。

中になにかいる! 橙ちゃんは怖くなりました。大きな寄生虫がうにょうにょしている様子や、怖いおばけがお腹に住んでいる様子が、橙ちゃんの頭のなかに浮かんでくるのです。ここは不思議な幻想郷、何が起こるか分かりません。エイリアンがお腹を破って、突然出てくるかもしれないのです。大丈夫だというおじさんの言葉を信じて、しばらくはそのままにしていましたが、動くお腹が怖くなって、悩んで悩んで、臨月間近になって、ようやくらんしゃまに相談することにしたのでした。どうして早く相談しなかったのかって? 橙ちゃんの夢は一人前の式になることです。らんしゃまに相談するのは、最後の手段だと決めていたのです。

早く一人前になりたい。そう思って、らんしゃまには、出来るだけ頼らないように決めていました。そうしてずっと、一人で頑張ってきましたが、幼い子猫にはもう限界のようです。らんしゃまに会うのは久しぶりのことでした。本当は一人前になってから、胸を張って会うつもりだったのに……。でも、らんしゃまなら、きっと答えをくれるはずです。橙ちゃんのご主人様は、半人前の子猫と違い、とっても頭が良くて知識も深いのです。橙ちゃんを襲うおなかふくらみ病も、らんしゃまならきっと原因が分かるはずです。

八雲亭に飛んできて、そっと玄関を開けます。おうちに帰ってきた橙ちゃんは、半人前のままの恥ずかしさのためか、申し訳なさそうで帰宅を知らせるのでした。「ただいま、ゆかりしゃま、らんしゃま」。何たる偶然、ご主人様のらんしゃまは、八雲亭内部で公務中だったのです。「その声は橙! おかえり、橙! 本当に久しぶりだね! 大きくなったかな?」。愛しい式の帰りが嬉しくてたまらないのか、屋敷の奥から軽やかに走ってきます。黄金色の毛髪輝く九尾の美女は、子供の帰りを待ちわびる母親の顔で、にこやかに微笑みながら現れたのでした。

しかし、その笑顔も、橙ちゃんのお腹を見るまででした。心が高ぶったらんしゃまが、ずんずんと橙ちゃんに近づいて、みょうな膨らみに気づき、真っ青になります。「橙、それは、何の冗談かな……?」。橙ちゃんはらんしゃまを見上げて言いました。「お久しぶりです、らんしゃま。それが冗談じゃないんです。何でか分からないんですけど、お腹が大きくなっちゃったんです。らんしゃまなら何か分かるかと思って……」。そうして、膨らんだお腹が本物であることを、服をめくりあげて示すのです。膨れた子猫のお腹には、赤紫の妊娠線が走っていました。「何かの病気ですか……?」。

「ふざけるな!」。気が動転したらんしゃまは、言葉も与えないまま、子猫の右頬を思い切りビンタしてしまったのです。「らんしゃま? どうして、ぶつんですか……?」。橙ちゃんはなんでぶたれたのかも分からず、困惑したままらんしゃまを見上げました。何か大変なことをしてしまったようです。もしかして、もう、何もかもが手遅れなのでしょうか? ドキドキしながら、ご主人様の目を見ると……、麦畑を思われるような鮮やかな瞳は、涙でびしょびしょに濡れていたのでした。「らんしゃま……?」。らんしゃまの涙なんて初めて見ました。「私のせいだ。私が橙を自由にしたから……」。らんしゃまはそうつぶやき、今度は冷たい目で橙ちゃんの眼を覗きます。奥から発せられる呪いの邪眼が、うつらうつらと橙ちゃんの意識を奪い、お腹を抱えた子猫は、そのまま玄関で眠りこけてしまったのでした。

どうなる橙ちゃん! ここは産廃だぞ! ヤンデレと化したらんしゃまが、橙ちゃんと心中してしまうことも、あるいはありえることでした。しかしご安心を。らんしゃまは橙ちゃんを抱え、真っ直ぐに病院に向かったのでした。橙ちゃんの病気を治すために。飼い主の義務を果たすために……。

橙ちゃんが目を覚ましたのは診療所の一室でした。西洋式の白いベッド、腕には点滴、白い和服で体は覆われています。ベッドの周りは白いカーテンで覆われ、橙ちゃんの寝顔を視線から守ってくれていたのでした。ここまで設備が整っているのは、オーパーツ的医療機関であるところの、永遠亭のほかにないのでしょう。橙ちゃんはうっすらと瞳を開き、辺りをきょろきょろと見回して、そのように思ったのでした。一年半ほど前に大きな熱を出して、らんしゃまに連れて行ってもらったことがあります。だから橙ちゃんにも、永遠亭の内装が分かりました。

おへその下あたりが軽く痛みます。しかし、ぽっこり膨れていたお腹はすっとへこみ、細っこい子猫のウエストが取り戻されていたのでした。やっぱり病気だったんだ。橙ちゃんはほっとします。永遠亭の院長先生か、おっちょこちょいな月兎のお姉さんが、手間暇かけて治してくれたに違いありません。後でお礼を言っておこう。ここまで連れてきてくれたらんしゃまにも……。ベストタイミング。そう思った瞬間、月兎のお姉さんことうどんげと、ご主人様のらんしゃまが、一緒になってカーテンを開けて、ベッドの側にやってきたのです。らんしゃまは言います。「橙の病気は治ったよ」。橙ちゃんは言います。「はい。ありがとうございます、らんしゃま!」。

うどんげお姉さんは申し訳さなそうな顔をして、橙ちゃんの側にやってきます。肩をがくがくと震わせながら、そうしてぽつりと言うのです。「勝手に手術してごめんなさい。でも、あなたみたいな子供には早すぎると思うし、飼い主さんのお願いだから、だから……」。うどんげお姉さんは真っ青になって、早口でそう言いました。「本当にごめんなさい……。取り返しのつかないことを……」。赤い瞳に涙も滲んでいます。何かショッキングなものを見てしまったのでしょう。橙ちゃんは首を傾げながら、お姉さんをいたわります。「お姉さん、具合悪いんですか?」。「いえ、そうじゃなくて……。どうしてお腹が大きくなったか、あなたは分かってないの?」。「……? よくわかりません。私、お医者さんじゃないから……」。うどんげお姉さんはなにか言いたげな顔をして、口をもごもごさせましたが、そのままうつむいて黙ってしまうのでした。

「そんなことはいいんだ。橙は一生知らなくていいことなんだ」。らんしゃまは笑顔になって言います。「橙の病気は治したよ。もう二度と、同じ間違いは起こらない。何十年経っても、何百年経っても」。らんしゃまはそう言って、橙ちゃんを抱きしめてくれます。らんしゃま不在の寂しさがそうしてほどけていきました。久々にご主人様に抱きしめてもらって、心がぽかぽかと温まっていきます。大好きならんしゃまに抱きしめてもらって、柔らかな身体をぎゅっと抱き返して、自分はまだまだ子猫なんだなあと、ぬくもりの間で感じてしまうのでした。

にがいお薬を飲んだり、血圧を測ったり、新鮮な入院生活は一週間ほどで終わりを告げました。おへその下の切開跡は、もうほとんど痛んでいません。隊員の日には、ゆかりしゃまとらんしゃまが一緒に来て、子猫が元通りになったことを祝ってくれるのでした。

橙ちゃんはマヨヒガを離れ、らんしゃまの元でお手伝いをすることになりました。半人前のままでいい。橙にはまだまだ私が必要だろう。一緒に暮らそう。側に居てくれるだけで嬉しい。橙ちゃんは、らんしゃまにそう言われて、素直にその通りにするのでした。本当は早く一人前になりたいのですが、急がばまわれという言葉もあります。らんしゃまの背中を見ながら、少しづつ大きくなっていけば良いのでしょう。

不思議なことに、お腹の腫れを治してもらった日から、おまんこへの関心がなくなってしまいました。おまたから血が出ることもなくなってしまいました。おちんちんとか、交尾とか、橙ちゃんを幸せにしてくれたものが、どうでも良いもののように感じられるようになってしまったのです。あの快感を再現しようと思って、女の子のお大事を触ってみるのですが、前ほど気持ちよくなくて、すぐに飽きてしまいました。

しばらくして、久しぶりに、おじさんに会ってみようと思いました。そうして数ヶ月ぶりに、人里に降りてきた橙ちゃんです。しかし、これまた不思議なことに、おじさんの痕跡は跡形もなく消えてしまっていたのです。経営していた商店は人手にわたっていて、人里はずれにあったおじさんの屋敷も、雑草一本ない更地になってしまっていたのです。おじさんの名前を出して、町の人に訪ねてみますが、どの人も青い顔をして足早に去っていくだけなのです。一人だけ、言葉を返してくれた人がいました。「ああ、やめろ、やめろやめろ、やめろぉ、そっ、そいつの名前は出さないでくれ! 俺は関係ない! 関係ないんだ! やめろ、やめろ! う、うわぁ、うわあああ!!」。そうしてその人は、恐ろしいものを思い出してしまったかのようにふらついて、崩れて、道端で嘔吐し始めたのでした。

おじさんに会うどころか、痕跡さえ見当たらないのです。こうなってはいよいよ、実在さえ怪しくなってきます。橙ちゃんは首をかしげながら、色々な可能性を考えます。そうして、ちっちゃな両手をぱんと合わせ、可愛い可能性を導き出すのでした。

化けたぬきさんのいたずらに、ころりと騙されちゃったんだ。なーるほど。これは名推理です。

おしっこをする穴に、おしっこをする棒を挿れるなんて、考えれば考えるほど、おかしなことのように思えてきます。そのうえ、それで気持ちよくなるなんて、本当に本当におかしなことです。だって、今の橙ちゃんは、おちんちんのことを想像しても、おまたを触ってみても、全然気持ちよくなることができないんです。思い出しても、嘘のような気持ちよさでした。夢心地で……。だからきっと嘘なんです。化けたぬきさんに化かされていたと考えても、不思議な不思議な幻想郷では、つじつまが合ってしまうのでしょう。

なーんだ。そうだったんだ。

橙ちゃんは、そうしてようやく納得して、人里の街路を歩き始めます。化けたぬきさんのいたずらに全然気づかなかったなんて……、それも一年も! なんだか恥ずかしくなって、顔が真っ赤になってしまいました。らんしゃまが心配するのも当たり前だ。そんないたずらも見抜けないなんて、私ってまだまだ、半人前なんだなあ。マヨヒガでの一人暮らしを始める前に、一人前になるなんて大見得を切った自分が、とてもとても恥ずかしくてたまらなくなってしまうのでした。

そうだ、ついてに、またたびを買おう。ポケットの中から、らんしゃまから貰ったお小遣いを取り出します。私はまだ子猫でいいんだ。お小遣いももらっちゃう。そうして橙ちゃんはお店に入り、またたびを一袋購入するのでした。なぜってもう、当たり前じゃないですか。またたびは子猫の一番の大好物だからです。橙ちゃんの大好物はまたたびなんです。今も昔も、未来永劫、一生またたびが大好物なのです。一袋のまたたびを買うと、橙ちゃんはほくほく顔になり、らんしゃまとゆかりしゃまの待つおうちに、子猫らしく帰っていくのでした。

めでたし、めでたし。

テーマ : SM・拷問・調教・凌辱 
ジャンル : アダルト

アリスお姉さんの思い出

僕が生まれ育ったのは、人妖の交流が深まっていた時代でした。人間が妖怪の土地に出向き、妖怪がこちらにやってくる。100年前なら考えられなかったことです。しかし、僕にとってはこれは自然なことです。生まれたころからそうだったので、そんな環境を自然なものとして受け止めてきました。僕達の世代は、そういう新しい人間の、第一代目だったのではないかと思います。

商人であった僕の父母は、時折河童の里に行って品物のやりとりを行っていました。寺子屋に通えるようになる前の僕は、両親について河童の里に向かい、里の宿に滞在していました。滞在中は技術者の学校や工房を覗き、若い河童たちに可愛がってもらっていたことをよく覚えています。本質はどうあれ、人間と妖怪の姿はとても似ていました。幼児のころの僕は、河童と人間の区別さえついてはいなかったように思います。人里にもたくさんの友好的な妖怪がやってきて、西洋の音楽を聞かせてくれたり、弾幕ごっこを披露してくれたり、僕を抱いて空を飛んでくれたり、……楽しい思い出が色々とあります。ふれあいの形は様々でしたが、僕が子供の頃には、妖怪というものが、確かに生活に根付いていましたように思います。僕にとっての妖怪は、怖いものではありませんでした。

そして、……記憶が正しければ、僕が10をようやく超えたころでしょうか。今に至るまで僕を縛り付ける最大の思い出が、このころに生まれました。あんな思い出が出来てしまったのも、人妖が交わる時代だったからに違いありません。人と妖怪が交わる時代だから、あの人を知ることが出来た。あの衝撃的な光景を、人ならざるものの激しい美貌を、幼い脳裏に焼き付けることも出来てしまったのです。

あの人のことを思えば、本当はもう、忘れなければいけない思い出なのでしょう。けれど、あのはしたない姿は、柔らかな肌色の丸みは、何年経っても僕の頭から消えていってくれません。毒のように感覚に染みこみ、あらゆる興奮をもたらします。僕の嗜好を規定します。僕はこれからも、あの日の光景を何度も思い返し、罪悪感と興奮に飲み込まれて、自慰にでもふけってしまうのでしょう。

あの人というのは、アリス・マーガトロイドさんのことです。人里にやってくる無数の妖怪の中で、ひときわ子供に人気があったのがこの人だったのです。僕が子供の頃はそうだったんです。正直に言えば、僕はこの人が大好きでした。

湖のように青い瞳。黄金の糸のショートヘア。粉雪のようにきめ細やかな肌。曲線を描く白いうなじ。繊細な魔性の指先。薄藍色の爪。青と白を基調にした衣服と、その下で膨らむ胸部と臀部のもりあがり。個々の芸術的なパーツが幾層にも折り重なり、現れてくる全体の調和が、彼女の美貌の本質でした。柔らかいほほえみと甘い香水の香りが、彼女の美貌に彩りを添えます。隙のない美人でした。それでいて、貧しい人里の子供に人形劇を見せてくれるような、心優しい一面もあるのです。僕は、いや僕達寺子屋の子供は、幼いなりに敬意を払って彼女のことをアリスお姉さんと呼び、実の姉のように、あるいは肉親さえも超えて、あこがれ慕っていました。

魔法使いである彼女は、幼い日の瞳に、まるで生き物ではないなにかのように映っていました。それなりの理由もあります。犬にも人にも美しいところはありますが、同時に醜いところもあります。どんな動物でも、人でも、妖怪でもそうです。しかし、アリスお姉さんからは、そのような醜さとか汚らしさに分類されるものを、どうしても見出すことが出来なかったのです。だから僕は、肯定的な意味で、アリスお姉さんを生き物ではないように感じていたのです。彼女の操る人形もまるで生きているような完成度でしたから、どちらが人形か、分からなくなる瞬間もありました。

細指が操る人形よりも、ますます人形めいたアリスお姉さんは、僕の心をからめとり、虜にしていきました。アリスお姉さんがそうしたのではなく、複雑に絡み合った美貌の網に、僕が勝手に絡めとられていったのです。実際、会話をしたこともあまりありませんでした。合同で花束を渡して、笑顔で受け取ってもらった時ぐらいです。そうでもなければ、会話する口実もありません。アリスお姉さんにとっての僕は、大勢いる観客の一人だったことでしょう。それでも、燃え上がるような感情には、全く変わりがありませんでした。……あの時の僕は、気恥ずかしさもあって、その気持ちをはっきり認めようとはしていませんでしたが、これは僕の初恋だったと思います。

僕と同じく、アリスお姉さんの虜になった少年は、それこそ数えきれないほどいました。僕を含めたそういう少年たちは、いつの間にかお互いにゆるやかな仲間意識を持ち始めます。僕の通っていた小さな寺子屋にも、アリスお姉さんのファンクラブのような友達グループが自然と生まれていきました。僕はいつの間にか、その一員となっていました。毎週の水曜日、寺子屋が終わると自然に集まり、人形劇が行われる広場に向かいます。僕たちはすでに10を超えていました。男が人形劇を見る照れくささから、思いに反して遠巻きの位置に座り、アリスお姉さんの人形劇を楽しみながら、同時にアリスお姉さんという芸術を楽しんでいたのです。

いや、はっきり言えば、単に楽しんでいると表現が通用するような大人しい鑑賞態度ではありませんでした。無垢な少年を装いながら、アリスお姉さんという美を執拗に視姦していたのです。心の奥底でアリスお姉さんをメスと捉え、密かに欲情していたのでした。誰もはっきりと口にはしていませんでしたが、少年たちの目にはそういう色があったように思います。

アリスお姉さんは僕達に無防備でした。僕達を子供として見ていて、男としては見ていませんでした。しかし、10を超えるころには、どんなに弱々しい童子も、男としての欲望に目覚めるものです。ああ、そうです。僕たちは、アリスお姉さんの人形劇をろくに見もしないで、アリスお姉さんの身体ばかりを見ていました。それでいて無防備なあまり、アリスお姉さんは、僕達の変質者めいた目線に気づかずにいるのです。僕達が、あの服の下を、汗の香りを、抱いた時の体温を、妄想しているのだと気づきもしないで、可愛らしい人形劇を披露してくれるのです。

そうしてアリスお姉さんを眺める夢の様な一時が終わると、僕たちはそれぞれ帰路について、家の中の、奥まった自室に直行して、溜まった煩悩に悶々としながら身体の火照りが去るのを待つのです。僕はこのとき、まだ精通を迎えていませんでした。自慰のやり方も知らずアリスお姉さんに欲情して、ペニスを大きくしたまま、どうすることも出来ずにいたのです。

アリスお姉さんが、天狗のようなミニスカートを履いていたら、僕達の煩悩は恐ろしいまでに過熱していったのでしょう。胸元がはだけるような服や、肩が見え隠れするような服を着ていたとしたら……。しかし、アリスお姉さんが身につけていたのは、美しいながらも保守的な青のロングスカートでした。顔と首筋、手の先のほかは素肌も見えず、それが一応の歯止めになっていました。アリスお姉さんの身体は、あの瞬間に至るまで、僕達にとっては神秘でしかなかったのです。アリスお姉さんは、姿形こそ人間に似ていますが、数百年の時を生きた妖怪の女性です。一方僕たちは、何の取り柄もない人間の子供。内側を覗くことは、一生かかっても叶わないことなのだと、諦めのような感情を既に抱いていました。

しかし、その諦めが、偶然の重なりによって破られてしまった。アリスお姉さんの見てはいけない場所を、僕たちは一回だけ見ることが出来た。それが僕の一番の思い出。いくら時が経とうとも、この時の記憶は、色褪せることがありません。あの時、あのまま、あのにおいまで、僕の身体に染み付いて、妄想のかなたで、何度でも味わうことが出来るのです。

寺子屋の授業が終わり、友人たちと一緒にアリスお姉さんの人形劇を見に行く、その道中でのことです。おしゃべりで乱暴な友人の一人が、今日に限って会話にも入らず、何故だか静かに黙っていました。変なものでも食べたのかと、あまり気にしていなかったのですが、突然僕達に向かってこんなことを言い出したのです。

「おい。お前ら。人形劇が終わったら、俺と一緒に、アリスお姉さんの跡をつけてみないか」

言い出すべきか本人も褒められた提案ではないことを自覚していたのでしょう。その声はわずかに抑えられていました。別の友人たちは足を止めて目を丸くしています。

「跡を? 何でまた」
「だって、気になるだろ。アリスお姉さんって、ふだんどういう生活をしてるのか。俺たち、アリスお姉さんの家だって知らないんだぜ」
「……確かに。アリスお姉さんって、どんな家に住んでるんだろう」
「ちょっといいところも見えちゃうかも」
「少し面白そうだな」
「俺も興味ある。お前らと違って、ちょっとだけだけどな」

他の友人たちも同じことを考えていたのでしょうか。食いつきは驚くべきほどに良く、話はスムーズに受け入れられていきます。僕は驚いて、ぽつりと口をはさみました。アリスお姉さんは、僕にとって、あまりに完璧な女性だったので、私的な領域に立ち入るのはなんとなく気が引けたのです。

「でも、いいのかな、勝手に跡なんかつけて」

しかし、そんなことを言いながら、僕自身、興味を隠せずにいました。跡をつければ、アリスお姉さんの意外な一面が見られるかもしれない。油断したアリスお姉さんが、見せてはいけないものを見せてしまうかもしれない。そんな欲望が、僕の中で燃え始め、言葉とは裏腹に、意識の隅々まで延焼しはじめたのでした。言い出しっぺの友人は、笑ってアイデアを正当化します。

「いいんだよ。貴族の男は女の家を覗くって、こないだの古典でやっただろ。垣間見ってやつだ。貴族がやるんだから、俺達がやってもいいだろ」
「……そんなものなのかな」

そう言いつつも、僕は反論をしませんでした。このままみんなで跡をつける展開になることを心の何処かで望んでいたのです。そして結局、その通りになりました。人形劇の後にアリスお姉さんの跡をつけることになりました。垣間見を引き合いに出した彼の意見は、本当は穴だらけだったのかもしれません。しかし、どんな穴のある意見であっても、自分のすることに正しさを与えてくれるなら、採用してしまうのが僕達という生き物なのでした。

アリスお姉さんの人形劇は、前々から人里の評判となっており、今日は200人近い子供たちがアリスお姉さんの周りに集まっていました。アリスお姉さんは華やかですが、魔法使いという種族がそうさせるのか、内向的なところもあります。そのため、日に日に多くなる子供達に圧倒されていたようですが、それでも楽しさを振りまくため、百合のように慎ましく微笑みながら、いつものように劇を終わらせたのでした。劇が終わると、小さい子供たちが群がってきます。お話をしたり、プレゼントを渡したり。当然のことながら、アリスお姉さんは大人気です。もっとも、アリスお姉さんに遠慮無く話しかけられるのは、僕達よりもさらに幼い本当の子供たちだけで、僕達のような成長途上の子供は、心のどこかにあるやましさのために、アリスお姉さんに話しかけることをためらってしまうのでした。今日という日は、それも格別です。

そして次第に子供達が去っていき、アリスお姉さんは帰り支度を始めました。僕たちは一旦帰るふりをして、少し離れた場所からアリスお姉さんを監視します。革製の茶色いかばんに道具一式を詰めた後、アリスお姉さんはわずかに完璧さを崩し、あくびをする口元を手で抑えました。そして屈伸をして、人里の街路を歩き始めるのです。そのころの僕達からすれば、アリスお姉さんは文字通り「お姉さん」でしたが、その身体は華奢で、体格は人間の少女と殆ど変わりありません。人形やプレゼントが詰められた重いかばんにわずかにふらつきながら、和風の人里には不似合いな茶色いブーツで、土の道を歩いて行くのです。

しばらくは、特に面白いことも起きませんでした。アリスお姉さんは、薬屋や外来道具屋を覗いた後、服屋で布を見繕い、大きな商店で茶葉や小麦粉などを買ってかばんの中に詰めました。魔法使いというものは、食事をしないでも生きていけるものだと聞いていましたが、楽しみのために食事をすることは、珍しいことでもないようです。僕はアリスお姉さんの日常風景を見ながら、その桜色の唇でどのようにパンを咀嚼するのか、そんな妄想にさえ、どきどきとしていたのです。

そして、一通りの買い物を済ませると、さらに街路を進んで人里の外に出ました。空を飛ばれてしまうのではないかと思いましたが、空を飛ぶことはありませんでした。僕は顔を見合わせ、お互いの疑問を無言のうちに共有しましたが、アリスお姉さんが歩いてくれることは、僕達にとっては幸運でした。街を出てからのアリスお姉さんは、町中よりも少し早足で、身体の小さな僕などは、ついていくために小走りをしなければいけないこともありました。

杉の木の裏に隠れ、アリスお姉さんの後ろ姿を見守りながら、僕達はだんだんと人里を離れていきます。一昔前なら危険な行為だったのでしょうが、人妖が融和したこの時代、取って食われることはそうそうあることではありません。アリスお姉さんはやがて森に入り、僕達もそれに続きます。森の中は薄暗いので、アリスお姉さんとの距離は、少しだけ詰めることが出来ました。

そうして無言のまま、アリスお姉さんの跡をつけ続けます。人形劇を行ったうえに重いかばんを持っていたことで疲れているのか、アリスお姉さんには警戒心がなく、僕達に気づくことはありませんでした。しかし、森に入って数分のところで、アリスお姉さんは急に立ち止まります。僕たちは気づかれたのだと思い、慌てて木陰に身を潜めます。しかし、アリスお姉さんは周りを確認するだけで、僕達の方に歩いてきませんでした。その代わり、わずかに道を外れて、木々の開けた場所に進んでいったのです。

天を覆う草もなく、森にあいた穴からは青空が覗き、日中の光が降り注いでいるような開放的な場所でした。太陽の光で、足元の雑草が青々と輝いています。光があふれる場所では、アリスお姉さんの金髪がことに美しく輝きました。僕は胸を高鳴らせながらその姿を見ていましたが、それを押しのけるかのように、僕の心には疑問のようなものが芽生えてくるのでした。

アリスお姉さんはあんなところで何をするつもりなのだろう。日光浴でもするのか、重量のあるかばんに疲れて休憩でもするのか。僕達は物音を立てず、物陰から見守ります。アリスお姉さんは、大きなカバンを木の幹に立てかけ、落ち着かない様子で辺りを伺います。そしてこちらに背を向けたまま、青いロングスカートをそっとめくり、その中に手を入れてしまったのでした。突然出来事に、僕は声を漏らします。

「え……」

僕は目を疑いました。アリスお姉さんは、慌てるような速さで、下着を脱ぎ始めていました。スカートに手を入れたアリスお姉さんは、黒のストッキングと白いショーツに手をかけ、ふくらはぎの辺りまでするすると下ろしていったのです。普段見ることのできないアリスお姉さんの足の肌色が、僕の目に無遠慮に飛び込んできます。

「マジかよ……」
「嘘だろ……」
「……ついてきて良かった」

僕の友人たちは、微小な声で各々つぶやきながら、いつの間にか目を血走らせて、アリスお姉さんの脱衣に目を奪われていました。とはいえ、長いロングスカートが邪魔をして、中々肌色は見えません。もどかしい思いをしながら、じっと見つめています。そして、ショーツとストッキングをふくらはぎの辺りにまで下ろすと、今度はロングスカートを腰まで完全にめくりあげて、恥じらいもなく、全てを僕達に見せてしまいました。……僕はこうして、アリスお姉さんの2つに割れたお尻を目撃してしまったのです。

真っ白な肌にわずかな桃色が乗っていました。白桃のような柔らかな丸みがあり、ほどよく肉づいています。顔を埋めれば、この世のものとは思えないほど甘り果実の香りがするのではないか、そんな風な妄想が自然の湧き出てしまうほどに、アリスお姉さんのお尻は綺麗だったのです。腕よりもはるかにもっちりとしたふともも、膝の裏の官能。それが全て、憧れのアリスお姉さんのものであるという事実が、僕の心を燃え上がらせていきました。

この時既に、僕のペニスの勃起は、限界付近の極限にさしかかっていたように思います。友人たちも、まともな判断が出来ないほどに興奮していたようで、木陰からわずかに動いて、位置を変えようとしていました。アリスお姉さんに見つかる。見つかったら嫌われてしまう。そんな危機感のために、僕は小声で友人に言います。

「何してるのさ。近づいたらバレちゃうよ……」

しかし友人は、僕を共犯者にしようとします。

「……もっと良く見たいだろ」
「……それは」
「そんなことを言うならお前は帰れよ。一生後悔しても知らないけどな」

そうして僕は何も言い返せなくなって、……いや、その言葉の前から、既に僕は同類でした。僕はアリスお姉さんの裸が見たくてたまりませんでした。こちらの方向はアリスお姉さんに対して後ろ側になるので、見ることが出来るのはお尻だけです。しかし、ショーツを下ろしたということは、お尻だけでなく、よりエロティックな場所……、すなわち、アリスお姉さんの陰部が外に晒されているということになるのです。まだ子供であった僕は、母親以外の女性の裸をまともに見たことがありませんでした。

「おまんこ」が見たい年頃です。「おまんこ」に恋焦がれる年頃です。初めて目撃する他人のそれが、憧れのアリスお姉さんのものだったとしたら、果たしてどれだけ幸せになれるのでしょうか。結局ボクは、アリスお姉さんの「おまんこ」が見たくてたまらなかったのです。こうして僕たちは暗黙のまま息を合わせ、遠くの木陰から近くの草むらにまで、覗きのスポットをずらしていったのです。

アリスお姉さんは、僕達に気づくこともなく、その場にしゃがみこんでしまいます。僕たちは物音を立てないように、爆弾の上でも歩いているかのように、一歩一歩慎重に足を進めていきました。そうして近づく度に、アリスお姉さんの柔らかなお尻が良く見えるようになります。アリスお姉さんの息遣いが、こちらにも伝わってくるような気がします。アリスお姉さんはしゃがんだまま、さらに大きく足を開き……、そしてとうとう、見えてしまったのです。お尻の下に見える黄金色の芝生。薄い陰毛の奥に見えるのは、わずかに小陰唇が出た「おまんこ」。僕はもう10を超えていました。アリスお姉さんの子作りの穴を見てしまったことで、僕のペニスは着物の中で破裂してしまうそうな程に膨らんでいきました。限界は既に超えてしまったようです。

しゃがんだアリスお姉さん。その腰の下に真っ白なおもちが2つあって、その合間に性行為のための場所が存在している。空の陽光が、地面の草で照り返され、アリスお姉さんの陰毛をわずかにきらめかせます。その陰毛に隠された大陰唇の肉は、色素の全く沈着することがなく、お尻や首筋同様、雪のように白い色をしていました。わずかにはみ出た小陰唇は、アリスお姉さんの姿に似合わない露骨な淫靡さがありましたが、それがかえって、僕の情欲をかきたてます。僕はそこをまじまじと見ていました。初めてまともに見る女の人のそこを、草むらのかげでまじまじと観察していたのでした。僕はそこにしばらく目を釘付けにされていましたが、隣から布擦れの音がすると、そちらをそっと流し目で見ました。

「ふぅ、ふぅ……」

そこではなんと、僕の友人が、ペニスをしごいていたのです。僕はうぶな方で、女の人の裸が見たくてたまらないのに、この瞬間まで自慰のやり方を知りませんでした。きょとんとする僕に、友人は得意気に言います。自慰をしていることが、大人のステータスであるとでも言いたげな表情でした。

「お前もやってみろよ」

僕はなぜかそうしなければならない気がして、着物の中のペニスを握り、友人の真似を始めました。今思えば、本能のようなものだったのではないかと思います。極上の女性の痴態に興奮しつつも、交尾を求めることが出来ない弱い少年が、その全ての性欲を、初めてのオナニーに向けてしまったのです。さもなくば、僕のペニスはパンクしてしまったことでしょう。アリスお姉さんのおまんこを見ながら、自分のペニスを触る。初めてやってみた行為でしたが、とても気持ちよかったことを良く覚えています。僕はそのままペニスを擦っていましたが、アリスお姉さんの様子は少しづつ変わっていきます。アリスお姉さんは何も、僕達におかずを提供するために脱いだわけではありませんでした。

「んっ……」

色っぽく、まるで喘ぎ声のようにアリスお姉さんは呻きます。アリスお姉さんはめくり上げたロングスカートの生地をぎゅっと握りしめながら、お腹に力を入れているようでした。そうして、ココア色に染まったアリスお姉さんの肛門がゆっくりと広がっていき、チョコレートのような塊がわずかに顔を見せたのでした。それはアリスお姉さんの便でした。

「ん、はぁ、はぁ、んん……! はぁ、はぁ、嫌だわ、最近便秘気味なのよね……!」

そこで僕はようやく全てを理解しました。アリスお姉さんは、街を出るあたりから、たまらない便意に襲われていたのです。人目につかない場所で排泄をするために、早足で森に向かい、人目につかない奥まった場所で排便を始めたのです。確かに森の中であれば、人通りが少ないので、野外排便をしてもそうそう見つかりません。アリスお姉さんのアナルはさらに広がり、皺が完全に無くなってしまいました。それでも便は出ることなく、頭だけがちょこんと肛門から出ている状態です。

僕にとってこの光景は、とても衝撃的なものでした。完璧で、綺麗で、汚いところなんて何もないのだと空想していたアリスお姉さんが、排泄をしてしまうなんて思わなかったからです。心のどこかで、アリスお姉さんは排泄をしないものだと考えていました。魔法使いだから、うんこはしなくてもおかしくないと……。でもアリスお姉さんは、僕達の目の前で、大きな便を産んでいるのです。便秘の過程で膨らんでいったのか、太くて固いその便は、アリスお姉さんのアナルを広げたままなかなか出ることもせず、岩のように頑固にそこに居座っています。そのうち、前の方も気が緩んできたのか、アリスお姉さんの性器は、じょぼじょぼと音を立てながら、黄色いおしっこを雑草に向けて放出し始めました。アリスお姉さんの髪と同じ黄金色です。僕達と同じ色の尿を、アリスお姉さんもしていました。

「ん、ふぅ、もう、出てよ……。ん、んっ、ンン……!」

そしてアリスお姉さんは、右拳を力強く握りしめ、お腹に力を入れます。そしてようやく、ずるずると大便が動き始めました。バナナよりも太いアリスお姉さんの便が、一繋がりになって草の上に落ちていきます。先端が地面に付いてしまったので、アリスお姉さんはお尻を動かします。長い長い便はそうしてとぐろを巻き、20センチほどの長さまで伸びていった後、ようやく肛門に切られてぽとりと地面に落ちました。この大便が栓のようになっていたのでしょう。その後、ころころとした丸いうんちがぼとぼとといくつか落ちて、その後にはさらに緩いうんちが、びちびちと音を立てながら大便の上にかかっていきました。アリスお姉さんの大便は、両手でもってもこぼれてしまうほどの量です。アリスお姉さんが、それだけの排便をしたということが、僕にとっては衝撃的でした。

普通なら汚い光景だったのでしょう。でも、アリスお姉さんの排泄にはある種の美しさがありました。美しいものが汚れていく倒錯美です。人形のように綺麗なアリスお姉さんが、尿道から尿をして、肛門から便を吐き出す。食べ物を食べるのですから、思えば当たり前のことですが、アリスお姉さんという妖怪に完璧さを見出していた僕は、そういう汚らしい行為をアリスお姉さんがしているのだという事実に、倒錯を見出してしまったのです。

僕は思い切りペニスをしごきながら、草むらの中で前のめりになっていました。友人の先走りに警戒心を抱いていた僕が、一番前線でアリスお姉さんに発情していました。大便を吐き出したアナルをセックスを終えた後のようにぱくぱくと動き、黄金色の陰毛からは尿がしたたっていました。僕はもっと良くおまんこを見たいと思って、さらに頭を前に突き出します。

しかし、そこでバランスを崩してしまい……、ペニスを握ったまま、前のめりに身体が傾いていったのです。

「あっ……!」
「ちょっ、おい……!」

友人が僕の着物を掴みます。しかし、声を出した時にはもう遅く、僕は草むらに倒れこんで、がさがさと大きな音を立ててしまいました。排便に集中していたアリスお姉さんも、この音にはさすがに気づいて、真っ青になって僕の方向に振り返ります。アリスお姉さんの青い瞳が、倒れている僕を見ました。そしてアリスお姉さんの視線は、その後ろに隠れていた僕の友人たちの方へと向かっていきます。状況を把握したのか、アリスお姉さんの顔が赤くなっていきます。そして再び、視線は僕に突き刺さりました。一ミリも動けません。アリスお姉さんの綺麗な顔を見上げながら、ペニスを握って固まっています。

「あなた、たち……、私の人形劇を見に来てた……。どう、して……」

アリスお姉さんはそう言って、信じられないものを見るかのように僕のころを見下ろしています。花束を送ったことが印象に残っていたのでしょうか。……こんな状況にもかかわらず、僕は、アリスお姉さんに存在を認知してもらっていたことに、場違いな喜びを見出してしまうのでした。震える声で、アリスお姉さんは続けます。状況を咀嚼したために、赤い顔はますます赤くなり、サファイアの瞳は涙でうるんでいくのでした。

「覗いてたのねっ……! しっ、信じられない……!」

僕達を見る目は、単なる軽蔑ではありません。困惑と恥辱と動揺と軽蔑をミックスブレンドしたような顔をしています。なじることも、諭すことも出来ず、桃色の唇を震わせています。アリスお姉さんは、僕達のことを男として見ていませんでした。人形劇を見に来るいたいけな子供として見ていたのでしょう。そんな僕達が、アリスお姉さんの排泄姿を覗き、その官能で自慰にふけっていたという事実が受け入れられずにいるのです。その上、見られたのは排泄姿です。もっとも汚らしくて、アリスお姉さんのような清潔な女性なら、一番見られたくなかった姿のはずです。だからあんなに真っ赤になりながらも、声を震わせていたのでしょう。アリスさんはスカートを下ろしつつ、僕達を叱ります。

「ねえ、あなたたち、何で私が怒ってるか分かる? こんなところを覗くなんて最低のことよ……! あなたたちにだって、それぐらいの常識はあるでしょう……!? ねえ……? 私、あなたたちのために人形劇をしてたのに、こんなことされるなんてあんまりよ……! そうでしょう……!?」

動揺を抑えこむような口調。真っ赤になって、額から汗を流すアリスお姉さんは、想像を絶するほど官能的で……。そうして僕は、一瞬前に、謝罪の言葉を漏らしました。

「はぁ、はあ、アリスお姉さん、ごめんなさい……」
「……悪いとは思ってるのね。あのね、あなたたち、もし他の妖怪にこんなことしたら、場合によっては、殺されてたかもしれないん、だか、らっ……?」

ごめんなさい。

そこで僕がした謝罪は、してしまったことではなく、してしまうことについてでした。こんな状況にもかかわらず、我慢が出来なかったのです。僕は雑草の上に寝転がったまま、握りしめたペニスがどくどくと脈打つのを感じていました。初めての射精を行ってしまったのです。圧縮されたミルクのようなものが、元気よく飛び出て、アリスお姉さんのブーツに次々とかかってしまいます。アリスお姉さんの顔がひきつってしまいます。ああ、ごめんなさい。かけるつもりはありませんでした。興奮の末に勝手に飛び出たものが、意図せずかかってしまったのです。僕はこうして、アリスお姉さんで精通を迎えてしまいました。

「……ッ!? 私のブーツが、こんな、酷い……!」

アリスお姉さんはそれで僕達に耐え切れなくなったのか、排泄したばかりの下半身を拭くことも出来ず、ショーツやストッキングを上げる余裕さえなく、精子で濡れたブーツで歩き、逃げるように僕達から離れていきます。そして茶色いかばんの取っ手を握り、木々の葉の合間から空へと逃げ去ってしまいました。アリスお姉さんの瞳には嫌悪感のようなものがあって、そこからあふれた水晶のような涙が、しとしとと頬を伝っていたのでした。

僕はアリスお姉さんを泣かせてしまったのです。

それからしばらくの間は、アリスお姉さんは人里に現れませんでした。アリスお姉さんが来なくなった理由について、人里の子供たちは様々に噂していました。真実を知っているのは僕達だけです。僕達だけの秘密です。覗きをしたせいで、人間のことが嫌いになってしまったのかと思い、そのことに罪悪感を覚えたこともありましたが……。そのことを周りに明かす勇気は、幼い僕達には無かったのです。

それから次第に、アリスお姉さんの話題も別のニュースに押し流され、アリスお姉さんのこと自体、人の心から消えていってしまいました。ファンクラブのような横のつながりも、自然と解消されていきます。一緒に覗きをした友人たちも、別の妖怪に夢中になったり、人間の女の子に恋をしたりしました。しかし僕は、今日に至るまで、アリスお姉さんのことを忘れられずにいます。アリスお姉さんのことしか考えられずにいます。あの桃尻の柔らかみ、香り立つような性器の形、はしたない排便の姿、恥じらう赤面の可愛らしさ。その全ての瞬間を、今この時でさえ、活動写真のように思い起こすことが出来るのです。

あの時10を超えたばかりだった僕は、すでに20を超えています。両親の手伝いに明け暮れる中、小規模な商談も任されるようになり、半人前ながらも大人として認められるようになりつつあります。

あの経験は僕の嗜好を徹底的に歪めてしまいました。見てはいけない女性の姿、特に、排便の姿に興味を引かれます。さすがに今は分別もつき、女性の排泄姿を覗くようなことはしていません。しかし、売春婦に代金を支払い、排泄姿を見せてもらうことはあります。あの時のことを思い浮かべながら自慰した経験は、すでに数えきれないほどとなっています。しかし、自慰をしても、プレイをしても、精通の時の興奮を超えることは出来ませんでした。全ては焼き直しでしかなかったのです。

アリスお姉さんは最近になって、また人里で人形劇をやるようになったようです。彼女は魔法使いです。10年以上前と同じような、少女の姿で人里を歩いているはずです。向こうが顔を覚えているかは分かりませんが、さすがに堂々と見に行くことは出来ませんし、子供に混じって大人が見るのも気が引けるように思いました。だから僕は、アリスお姉さんの人形劇を見に行っていません。いや、それは、単なるごまかしなのかもしれません。本当は、アリスお姉さんに会った時、我慢できなくなることが怖いのかもしれません。僕の心のなかには、あの時盛り上がったアリスお姉さんへの性欲が、いまもくすぶっては時折燃え広がっています。久々のあの美しい姿を見たら、覗き以上に取り返しの付かないことをしてしまいそうで怖いのです。

そう思って僕は、商店の2階の窓から人里の商店街を見下ろします。そうして僕は、町中で子供たちに囲まれながら苦笑するアリスお姉さんを、人の群れの中から見つけ出してしまうのでした。黄金色の髪の毛。青色のロングスカート。全てがあの時のまま、全てが美しいままでした。僕はあわてて窓を閉めます。血を集め始めたペニスが、着物を盛り上がらせるぐらい膨らんでしまったからです。僕にとってのアリスお姉さんは、それほどまでに、欲情と結びついているのでした。

僕は深呼吸をして、畳の上に寝転がります。落ち着こう、落ち着こう、落ち着こう……。せっかく人形劇を再開してくれえたのに、もう一度嫌な目にあわせるわけにはいかない。それに、今は大人なのだ。大人の僕があのようなことをすれば、出るところに出るほかなくなるだろう。

そうして僕は、アリスお姉さんのことを忘れようとしましたが、煩悩は煮えたぎり、膨らむばかりでした。そうして僕は起き上がり、商店の階段を降りていきます。商店街に出て、アリスお姉さんがいた方向を見ました。アリスお姉さんは、子供達に手を降っています。人形劇を終えて、自宅に帰るつもりなのでしょう。僕はそうして、昔と同じように、アリスお姉さんの後をつけ始めました。喉の渇きを潤すために、僕には彼女が必要だったのです。その恐るべき事実に、とうとう気がついてしまったのでした。

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飛行中の事故死です。友人との弾幕ごっこ中、箒にまたがりよそ見をして飛行していたところ、時速約100キロで山肌に激突。全身の骨折と内臓破裂によるショックで死亡しました。皮膚に縫合や骨の取り替えを行ったため、外見の傷はそれほど目立ちませんが、内臓の傷が多く、キョンシー化には向きません。眼球が一つ破裂しているため、義眼と取り替えてあります。体内の傷のため、週一回セックスに使用した場合の耐用年数はおおよそ5年程度です。

・備考
生前使用していた下着13着と、洋服7着、日記3冊、使用済み生理用品、その他生活雑貨などをお付けします。希望者の方には死亡直後の写真をお付けします。



【死体No.0239】「ルーミアちゃん」(外見年齢9歳/非処女・指欠け・傷口縫合) 価格:189万円(※税抜) ☆20%オフ☆
・概要
人喰い妖怪の女の子です。男性との恋愛経験はありませんが、処刑時にレイプされ、処女を失っています。小柄で人形のような顔立ちをした幼女です。髪は短く、質は良いです。腕も足も小さく、お腹がぽっこりと膨らむ子供の体をしているので、ロリコンの方にお楽しみいただける体型となっております。陰毛はありませんが、頻繁にオナニーを繰り返していたようで、年齢のわりに小陰唇やクリトリスの皮が肥大しています。性器に裂傷がありましたが、縫合を行ったため、使用には支障ありません。なお、身体が幼いため、ペニスの挿入時に窮屈感を覚える可能性があります。あらかじめご了承下さい。

・死因
処刑です。人間の里の子供を4人誘拐しその肉を食べた罪で、村人たちの手によって拷問・レイプ・殺害されました。直接の死亡原因は、拷問に起因する心臓発作ですが、素手や農具で徹底的に暴行されたため、全身に酷い傷が残っていました。骨を取り替え、傷跡を縫合しましたが、内臓の損傷も激しく、キョンシー化には向きません。左手の中指と人差し指が潰されていたため欠けています。また、両手両足が切断され死後に縫合したという事情があるため、膝や肘のあたりに大きな傷跡が残っています。両目はえぐり出されていたので、義眼に取り替えてあります。週一回セックスに使用した場合の耐用年数はおおよそ3年程度です。

・備考
処刑時に着用していた衣服一式をお付けします。希望者には処刑時の動画4本(計1194MB)をお付けします。



【死体No.0243】「アリス・マーガトロイドちゃん」(外見年齢16歳/状態良好) 価格:784万円(※税抜)
・概要
魔法の森に住む魔法使いの女の子です。同性との恋愛経験はありますが、処女は失っていません。金髪ショートヘアの典型的な美少女です。人形のようと評される外見は極めて愛らしく、同性でも見惚れてしまうほどです。胸はCカップ程度で、パイズリ使用にも耐えます。陰毛は綺麗に生えそろっていますが、量は多めで性器は隠れています。幻想郷一のオナニー魔として有名で、毎日のように女性器をいじっており、クリトリうや小陰唇の肥大が進んでいます。ワキ毛が残っていたので、未処理にしてあります。ムダ毛処理を希望する場合は、無料で処置をした上でお送りいたします。

・死因
自殺です。以前から統合失調症を患っており、永遠亭の心療内科に通っていました。友人の霧雨魔理沙を失ったことで病状が悪化し、首吊り自殺をしている所を、巡回中の巫女に発見されたようです。首周りのあざはありましたが、処置の結果、完全に消すことに成功しました。体内・体外ともに、生前と殆ど変わりありません。ただし、手首周りには、リストカットの跡がぼんやりと残っています。週一回セックスに使用したとしても、大切に扱えば、10年以上愛し続けることが出来るでしょう。

・備考
生前使用していた下着15着、衣服11着、使用済み生理用品、日記20冊、その他生活雑貨等をお付けします。生前の持病のため、日記には文字が読み取れないほど乱雑に書かれたページや、支離滅裂な内容が書かれたページもあります。予めご了承下さい。希望者の方には、自殺に使用されたロープをお付けいたします。



【死体No.0247】「わかさぎ姫ちゃん」(外見年齢15歳/上半身のみ) 価格:102万円(※税抜) ☆50%オフ☆
・概要
湖に住んでいた人魚の女の子です。恋愛経験は無く、処女のまま亡くなりました。ウェーブのかかった青いくせっ毛で、おっとりとした品のある顔立ちをしています。胸はFカップ相当と非常に大きく、上半身だけでも十分にお楽しみいただけます。死亡時の事情から、下半身がありません。

・死因
食用のための加工です。湖をゆったりと泳いでいたところ、河童の業者に捕まり食肉加工されてしまいました。人魚の肉は魚の部分に人気が集中しており、下半身はすぐに加工されたため、上半身しか残っておりません。キョンシー化はほぼ不可能です。上半身に限って言えば状態は良く、週一回のセックスであれば、7年程度の使用には耐えるのではないかと思われます。

・備考
生前使用していた着物5着、自作のポエム、趣味で集めていた綺麗な石セットなどをお付けします。希望者には、号泣しながら屠殺される動画1本(538MB)も、あわせてお送りします。



【死体No.0249】「聖白蓮ちゃん」(外見年齢26歳/状態良好) 価格:1200万円(※税抜)
・概要
寺の住職をしていた魔法使いの女性です。聖職者であるため恋愛経験はなく、処女のまま亡くなりました。本人によれば、安楽死の直前まで、自慰の経験も無かったそうです。紫から金色へのグラデーションのあるロングヘアーで、大人びて美しい顔立ちをしています。処女とは思えないほどのグラマラスな体型をしており、お尻はたっぷりと大きく、胸はGカップに届きます。仏教の僧侶であるためか、食生活は慎ましく、お腹まわりはきゅっと引き締まっています。使用経験のない性器は子供のような桃色ですが、紫の陰毛が非常に多く、下腹部にまで及んでいます。希望者の方には無料で陰毛を整えた上でお送りいたします。

・死因
自殺です。貧しい人々を救うための資金を得るため、当社を通じて死体を販売したいというお話を彼女自身から頂きました。遺書をしたためていただいた後、畳の上に横になってもらい、睡眠薬を投与した後に、二の腕に致死毒を注射。3分後に死亡を確認しました。寺の方々には、彼女の死亡後、当人希望の上で安楽死をした旨をお伝えしています。以上の経緯から、状態は非常に良好で、身体には傷ひとつ残っておりません。キョンシー化も十分可能です。週一回のセックスであれば、10年以上もたせることも可能でしょう。なお、1200万円というのは、彼女自身が決めた希望額に、当社の利益を乗せたものになります。

・備考
生前着用していた法衣と下着をお付けします。希望者の方には、最初で最後のオナニーを収録したビデオと、安楽死の様子を撮影したビデオ(計879MB)をあわせてお送りします。



(新入荷!)【死体No.0250】「射命丸文ちゃん」(外見年齢18歳/非処女・あざ多数) 価格:381万円(※税抜)
・概要
新聞記者をしていた烏天狗の女の子です。天狗と言っても鼻は高くなく、顔立ちは人間の少女と変わりません。濡羽色の美しい黒髪には、わずかにくせがあります。胸はDカップ程度で、乳首は桜のような桃色をしています。背中には大きな黒い翼が生えていますが、ご希望の場合は無料で切除することも可能です。生前から多数の男性と関係を持っていたようで、性器と肛門は半開きで、小陰唇は見事に黒ずんでいます。ただ、膣肉量は豊富なので、挿入して達するぶんには名器なのではないかと思います。陰毛はわりと濃いです。

・死因
他殺です。生前は社交的な少女だったようですが、その分恨みも買っていました。新聞を配った帰り道に突然拘束され縛り上げられた上に、集団でのリンチを受けてしまいました。背中をメッタ刺しにされ妖怪の山の山道で死んでいる所を河童の子供に発見されたようです。犯人はまだ捕まっていませんが、身内の犯行ではないかと噂されています。傷口は全て縫合し、骨を取り替えて、傷跡が残らないように丁寧に修繕しました。内蔵に傷はありますが、キョンシー化などの利用には問題ありません。週一回のセックスに使用した場合、8年程度の使用が可能です。

・備考
生前使用していた下着9着、洋服8着、取材メモ、新聞の束、使用済み生理用品、その他生活雑貨をお付けします。希望者の方には死亡時の写真と、セフレに撮影させたハメ撮り写真の束をお付けします。




●死体オーダーメイド
販売中の死体にご満足いただけない方に対してはオーダーメイドも受け付けております。価格は条件次第ですが、大抵の場合は500万円~1500万円程度になるとお考え下さい。無料でのお見積りもいたします。

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●連絡先
代表:sega@corpse.toho
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(株)幻想死体販売所



※この記事はジョークです。

テーマ : SM・拷問・調教・凌辱 
ジャンル : アダルト

肉畜クリスマスアリス


胸を締め付けるような愛くるしい嗚咽が、階下の地下室から聞こえてくる。手元の家畜札には、アリス・マーガトロイドという名前が乱暴に書き付けられていた。ステレオタイプまでに西洋的な金髪碧眼の容姿。作り物めいて均整のとれた身体、顔立ち、大きな瞳。人形のように美しい少女が泣きじゃくるならば、儚さも増して、ギリシャ・ローマの彫像のような芸術性を大いに発揮するに違いなかった。

彼がアリスを飼育し始めたのは、年の暮れ、年末も間近な11月のことであった。出会いの場所は千葉の家畜販売店である。

捕獲され、裸にされ、訳もわからず人間の目に晒されていた恐怖からなのだろう。雨の降る店先に立たされていた時、アリスは涙と鼻水でべたべたに顔を汚し、細肩を小刻みに震わせていた。目の前には無数の人間、それにもかかわらず、美しい肌を守る布は、一枚たりとも与えられていないのである。幻想郷で使えた魔法も、外の世界では力をもたない。全てを奪われ貶められた恐怖と、弱者であるはずの人間に拘束される屈辱とで、アリスは蒼白になり、病人のように汗だくになっていた。零下に近づく冬の店先にもかかわらずである。尻に焼き入れられた管理番号がこの上なく悲しかった。

クリスマス前ならば、おなじみの光景である。この時期、妖怪少女の需要は増す。幻想郷から多数の妖怪が配送され、説明もないままに国内外の人間たちに売り飛ばされていくのだ。人間より上の存在であるという誇りを、自尊心の根底に置いていた妖怪たちは、抗えないほどの立場の転落に、狼狽し、傷つけられ、時には儚く涙を流す。その瞬間、妖怪少女は、見た目相応の心身の美しさを得る。彼はアリスの美しさに目を奪われ、クリスマスのために飼育することに決めた。

店先から連れだされる日、アリスは大いに抵抗した。しかし、どのような妖怪少女も、外の世界では華奢な小娘にすぎない。茶色い革の首輪に赤いリードを取り付けられたアリスは、家畜用トラックの荷台に乗せられ、彼の家へと配送されたのであった。

新たな飼い主に引き渡され、それからはずっと地下室生活である。アリスは初め、一言の口もきかなかった。血統尊き妖怪の誇りなのだろう。乳や性器を手で隠し、極力見せないようにして、凛とした表情を崩さなかった。地下室で繋がれていても、サファイアの瞳には抵抗の炎が立ち続け、彼がいるかぎり、その顔を睨むことをやめなかった。彼はそんな態度にも慣れているのか、怒るどころか動揺もせず、用事を済ませると早々と階上に上がっていってしまうのである。

最初は水にも食事にも口をつけなかった。彼のことが信用出来ず、毒を盛られていないか疑ったのだろう。魔法使いなのだから、食事をしなくても済むという考えもあったのかもしれない。しかしながら、一日の絶食を経て、アリスを襲ったのは恐ろしい空腹と排泄欲であった。魔法使いの特性は、完全に失われていたのだ。大切なものを汚されたような喪失感。久しく感じたことのなかった餓えと渇きの不快感に、アリスは耐え切れず、二日目にして早くも食事を口にするのであった。毒は何も盛られていないとわかったので、アリスはそれからも食事をするようになった。

アリスが彼に口をきいたのは、三日目の夜のこと。余り物なのだろう。白米にサラダ、ポークカツレツの盛り合わされた皿を持ってきた彼に、アリスは顔を赤らめながら言った。

「あの、厠は……」

アリスは三日間、一度も排泄をしていなかった。それだけ我慢すれば膀胱も腸も痛むだろうに、それでも健気に我慢して、とうとう限界が来たのである。

「最初に説明しただろう。排泄がしたいながら、そこのトイレですればいい」

そう言って、部屋の隅の「トイレ」を指さした。プラスチックの入れ物に白い砂がしきつめられている、愛玩動物用のそれ。砂が尿を吸い取り、糞のにおいをごまかす。首輪に付けられたリードは長く、トイレまでは問題なく行けるはずであった。しかし、アリスは男を恨みがましい目で見ながら、わずかに強い語調で言う。

「私は犬猫じゃないのよ。せめて、人間のようにさせて。貴方が使っている厠があるんでしょう?」
「駄目だ。外に出せば逃げられるかもしれないからな」
「……」
「そこでしろ。漏らしたら当分掃除しないからな」

男は食事を置いて、無情にも歩き始める。アリスは頬を染め、目をまんまるにした。

「そんな、待って、ちょっと、お願いだから、絶対に逃げないから、ねえッ……!」

すがるような声で引き止めるアリス。切実な訴えにもかかわらず、男は足を止めることもなくそこから去っていった。

そして数時間後、再び様子を見に来た男は、トイレの砂が湿り、3日分の糞でこんもりと盛り上がっているのを見つけた。便の茶色で汚れたウェットティッシュが側に転がっている。彼は無言のまま掃除を始めた。アリスはふてくされたように寝転がり、彼に顔を見せなかったが、その顔は赤面し、青い瞳は涙ぐんでいるに違いなかった。プライドの高い一流の魔法使いが、犬猫のように排泄の世話を受けたのである。アリスの自尊心は酷く傷つけられてしまった。しかし、それからは、アリスも少しだけ話すようになった。もっとも、打ち解けたところはなく、ただ要求を伝えるばかりであったが。

五日目。監禁の緊張にもようやく慣れてきたのだろう。アリスは裸体を隠しながら、朝食を持ってきた彼に言った。

「暇だわ」
「暇か」
「外に出してとは言わないけれど、せめて本ぐらいは読みたいの。退屈で仕方ないから」
「いいだろう。持ってきてやる」

彼はあっさりと了承し、階上から20冊ほどの本を持ってきて、アリスの目の前に置いた。アリスはそれらを手にとってぱらぱらとめくる。アリスの愛読していた魔導書のようなものは当然なく、思索を深めるような哲学書はなく、ただただ凡俗に迎合するばかりの薄っぺらな本ばかり。アリスは軽くため息をついて落胆したが、一応は

「ありがとう」

と言って、礼をするのであった。その日の夕刻には、本のうちの半数を読み終えてしまったらしい。残り半数は読む気にもなれず、途中で放棄したようである。読めば読むほど人間のことがわからなくなって、屈辱的な怯えがぶり返してくるように思えた。翌朝、男は家にあるかぎりの本を持ってきてくれた。大半はやはり、アリスの関心が向かないようなものであったが、何もすることがなく寝転がっているよりは、文字と格闘するほうが平静でいられた。

男はアリスに手を出さなかった。食事や排泄、身体の清掃などの世話をするばかりで、アリスを辱めることはなかった。それどころか、アリスの暇つぶしにも手を貸してくれるのである。アリスはかえって困惑しながらも、男に対する怯えを、少しづつ解体していったのであった。

捕らえられた時の扱いは、それはそれは酷いものであった。焼き印を捺され、逆らえば腹を殴られ、凍えるような店先に裸で並べられたのであった。この場所では毛布も与えられている。良く分からない機械は温風を吐き出している。冬の寒さから保護されている。あの男、私を監禁している以上、紳士ではないのだけれど……。なんとなく、守られている気がした。

それはある種の、ストックホルム症候群だったのかもしれない。

十日目。アリスは昼食を与えに来た男に尋ねた。

「どうも分からないことがあるんだけど」
「何が分からないんだ?」
「貴方は大枚をはたいて私を買ったんでしょう? 自分についた値なんて知らないけれど、それなりの金額だったはずよ。一体、何のために私を買ったの?」

はっきりと返答すれば、少女の体調にもかかわる。しかし、このような質問にはすでに幾度と無く返答していた。言いよどむこともなくすらすらと返答する。

「一目惚れとしか言いようがないな」
「何それ」

アリスはくすりと笑った。ここにきて初めての笑みであった。

「どんな理由を想像してたんだ?」
「……どんな理由って、性処理を手伝わされるとか、ほら、あるでしょ? 何よ。……ふしだらとか思わないでよ、男が女を買うなんて、きっとそういう理由だって想像するじゃない」
「まあ、普通はそう思うだろうな」
「貴方はそういうことをする気はないの?」
「今のところはないな」
「ふぅん。……ありがたいけど、やっぱり変な人よね、貴方」

アリスの纏う空気は、途端に柔らかくなった。彼を跳ね除けるような今までの態度には、性奴隷にされるかもしれないという恐怖も含まれていた。その危険が弱まって、平常な態度をとれるようになったらしい。

「最初はね、いつ相手をさせられるかって怖かったのよ」
「それは悪いことをしたな」
「構わないわ。首輪を付けて飼うなんて悪趣味だけれど、他の人間に買われていたら何をされたか分からなかったし」
「……」

アリスはサファイアの目を細め上品に笑う。プライドの高さと孤立しがちな性格もあって、アリスはいまだに生娘だった。セックスへの関心はあるが、同時に抵抗感も強い。

「悪いけど、私、貴方にはなびかないと思う」
「まあ、そうだろうな」

こんな言葉が出てくるのも、アリスの中に、いくばくかの信頼が生まれたからであった。

「ここで大人しくしているなら、俺はそれで構わない」
「……ここ、外の世界なのよね」
「幻想郷から見れば外だな」
「分かった。大人しくしてる。どうせ行くあてもないしね。宿もなく餓えるぐらいなら、ここでしばらく暮らしたほうがいいわ。ところで、そろそろ服が欲しいのだけれど……」
「駄目だ。そんなところに、コストをかけたくないからな」
「……ケチね。そんなんだから、女にもてないのよ」

そういってアリスは、口元をほころばせるのであった。

その日から、2人の交流は増した。男は相変わらず、三食の用意や身体の洗浄など、飼育のために訪れるばかりであったが、退屈を感じるアリスは、自分から男に話しかけ、会話の機会を作ろうとするのであった。急に甘えてくるようになったアリス。その事を指摘されると、アリスははにかみながら言うのであった。

「私、寂しがりな方だから、誰かに居てもらわないと駄目なのかもしれない」

一枚の殻を破ったアリスは、見た目相応の多感な少女であった。たとえ何百年生きようとも、アリスはいつまでも少女なのである。

監禁から十五日も経つと、アリスは床に寝そべりながら、本心を吐露するようになった。

「帰りたい……」
「幻想郷にか?」
「そうよ。だって、あそこが私の故郷だもの。確かに昔は外に住んでいたけれど、妖怪にとっての故郷は、もうあそこしかないの。ここだと魔法も使えないし、なんだか、私が私でなくなっていくみたいな気がする。羊のように、とても弱い生き物になってしまったような……。ねえ、私、いつ幻想郷に帰れるの?」
「さあな。幻想郷に帰る方法は、俺にも分からない」
「そう……。私、もうあそこに帰れないのかしら」

アリスはその日から、旅だった故郷を懐かしむかのように、幻想郷の日々を思い返すようになった。男にも何度も、あのころの楽しい思い出を語り聞かせてくれる。花火のような弾幕が飛び交う、華々しい弾幕ごっこの世界。見目麗しい少女が技を競い合う、楽園の素敵な遊び。指先に炎も灯せなくなったアリスは、大空を滑空する皮膚感覚を思い返し、塩辛い涙を一筋こぼすのであった。

弾幕を交わした少女達。私の希少な友人関係。異変解決の折、アリスはむっつりとして、はしゃいでいる内心を覆い隠していたが、霊夢や魔理沙とともに過ごした時間は、アリスにとって、最高の一時なのであった。

「魔理沙……」

アリスはその日、幻想郷の思い出を振り返りながら、マスターベーションにふけってしまった。

しばらくして、アリスは男に、魔理沙のことを話した。魔理沙について語って、記憶に輪郭を取り戻したかったのだ。もう会えないかもしれないという直感が、アリスをそのような行動に走らせた。ウェーブのかかった金髪の人間少女。黄金色の瞳。桃色の頬。高い鼻。痩せ型で小柄な身体。男の子のように勝ち気だが、心と指先は少女らしく繊細で壊れやすい。ガラス細工のような乙女なのだとアリスは知っていた。

「その魔理沙っていうのは、お前の友達なのか」
「そうね。友達、親友、いえ、娘のような気もするし、弟子のような気もする。年はすごく離れてるんだけど、なんだかとっても身近で、不思議な子だったわね。もしかしたら、恋人、だったのかも……」

冗談めかして交わしたキスを思い出し、アリスは深く赤面した。おふざけのように振舞っていたが、あの時のアリスは本気であった。誘拐されたせいで、魔理沙がどう思っていたか聞きそびれてしまった。幻想郷にさえ帰れたら、魔理沙にそのことを問い詰めてやれるのに。

私にもっと勇気があれば……。あの桃色の唇と、飽きるほどにキスを交わしたかった。本当は、セックスだってしてみたかったのだ。

「もう、あの子には会えないのかしら……」

裸の少女は、男の視線を気にして身体を隠しながら寝そべり、ネコのように丸まって、自らの膝を抱いた。12月19日。すでにクリスマスが迫っている。そう、もう会えないのだ。可哀想なアリス。美しい少女の命は、人間の欲望に蹂躙され、儚く散る運命にあった。

アリスの命日は19日と20日のあいだ、雲もなく月が天に登る、澄んだ空気の真夜中であった。

キッチンで彼は首をふる。質の良い少女は早めに仕入れておくのが吉だ。体調管理も大切だ。だが、こうも毎日接していると、つい情が移ってしまう。これではいけない。気が変わらない内に、下ごしらえを済ませてしまおう。寝ている今がいいだろう。お客様にお出しする以上、薬は使うことが出来ない。何本かのロープと20センチほどの大型包丁を持ち、階段を降り、最後の段から足を下ろすと、重い地下室の扉を開け、アリスの屠殺を実行すべく、寝息の音源に近づいていくのであった。

「すぅ、すぅ……ん」

アリスは寝ていた。寝息を立てながら、安物の白枕に頭をうずめて、茶色い毛布にくるまり、幸せそうに笑っている。血色は良い。栄養状態も良い。便の様子からみて、病気にもかかっていないように思えた。今日この日まで大切に飼育してきた。それもこれも、健康的な肉質を保ってもらうためなのである。アリスは痩せ型であったが、この一ヶ月でわずかに肉付き、脂肪分を含んだ抱き心地の良い体に変えられてしまっていた。毛布をそっと脱がすと、雪のように白くやわらかな肌が、彼の目に飛び込んできた。わずかに伸びた金髪、茎のように細い首、桃色の乳首、ほっそりとした腰、丸く肉づいた尻やふともも。足の指は長く、艶かしい形をしていた。

彼も男である。「食べ物」で遊ぶのは良くないことだが、何もなしにこの美しさを手放すのは、もったいないことのように思えた。調理の前に、良く洗えば大丈夫だろう。

「一度だけ使っておくか」

彼はアリスを起こさないように後手で縛り、身動きを取れないようにした。あおむけにさせ、足を開かせる。アリスの性器に生い茂る黄金色の草原。男がそこに顔を近づけ、肉唇をまさぐりながら柔らかみを味わっていると、尿のにおいが漏れて、彼の鼻孔を刺激するのであった。勃起した男はズボンをおろし、アリスに身体を重ねる。処女だけあって入り口は狭い。無理やりねじ込むと、腰がぴくりと動いで、穴から赤い血がとろとろと流れ始めたのであった。アリスはまだ眠っていたが、眉根をしかめて、苦悶の表情を作る。男はかまわず腰を打ち付け、子宮口まで掘り下げて、息を荒げながら極上の身体を堪能するのであった。

「ん、う、んん……?」

ぱんぱんぱん。肉同士がぶつかる聞き覚え無い無い音。股間ににじるわずかな痛み、膣壁がこすれる快感。寝ぼけていたアリスは、うっすらと目を開けつつも、自分が何をされているかすぐには判断出来なかった。しかし、彼が覆いかぶさっていることに気づくと、顔を真っ青にして、久しく見せなかった怯えの眼差しで彼の顔を見上げるのであった。

「え、嘘、なに、してるの……?」

彼は何も答えない。彼はもう、アリスを対等な存在として見ていなかった。いや、初めからそうだったのだ。アリスは肉でしかない。牧場主が肉牛をのびのびと放牧させるように、アリスの心身状態に気を使っていただけに過ぎなかった。アリスは自分の手が縛られていることに気づく。騙された。騙された……!?

「嫌、嫌ぁ、変態、変態……!」

アリスは男を罵倒する。白い足を振り上げて蹴り飛ばそうとするが、幻想の力を失ったアリスは、まともに抵抗することもできなくなってしまっていた。寝そべるアリスの蹴りは、もはやマッサージにもならない。美しい足の形が、かえって性欲を刺激してしまう。無慈悲に続くピストン運動。苦痛と快感が恐ろしく、息が乱れるのが屈辱的で、アリスは続けて言葉を吐いた。

「はぁ、はぁ、見損なった、見損なったわ……! 最初から、これが目当てだったのね。信用した私が、バカだった……ッ!?」

そう言い終えた瞬間、それは始まってしまった。アリスは処女であるが、魔法使いであるだけに性の知識は豊富であった。びゅるびゅるという音が何を意味するのか、分からないはずはなかった。

「い、嫌、いや、いや、いやあぁ……! やめて、やめて、やめて……!」

妊娠する。妊娠する……! 私の子宮が、人間の子をはらむ。罵倒で固められていた攻撃意思は、孕まされてしまうという未来予測で、容易に崩壊し、ぼろぼろになった。青ざめてしまう。サファイアの瞳が大粒の涙をこぼす。どうして? 何でこんなことが出来るの? 汚された。魔理沙に何て言えばいいの? 頭の中がごちゃごちゃになる。

精子を吐き出し終えた陰茎は、アリスに突き立てられたままである。陰茎と大陰唇の間から、ごぽりと音がして、性の汁が漏れた。彼は絶望するアリスの表情に欲情し、汗と涙で濡れた顔をにんまりと眺め、そして包丁を手に取るのであった。その切っ先を見て、アリスはびくりと震えた。

「な、何よ、私を、脅すの……?」

笑おうとしたが笑えず、声は震えるばかりであった。

「ぐす……、言っておくけどねぇ、私は、屈しないわよ……! ひぐ、わたしはぁ……! 貴方のいうことなんて……!」

アリスはその包丁を脅しの道具ととらえた。目の前の少女を、言うがままに動く性奴隷にするための……。だが、事実はさらに残酷である。その切っ先は、脅しのためのものではなかったのだ。刃物が振り下ろされる。アリスはびくっと震える。反応は出来ない。少女にすぎないからだ。そして包丁は、意識する間もなく、アリスのみぞおちに深々と突き立てられていた。激痛。しかしアリスは、ただぽかんとして、唖然として、何も声を出せないでいる。

「いぎ、ああぁ、いだ、い……?」

突き立てられた包丁は、みぞおちから下腹部にまで、皮や脂肪とともに腹の肉を切り裂きながら、少女の身体を蹂躙した。身体を引き裂かれる痛みに、アリスは身体を痙攣させた、

「い゛あ゛あああああぁぁぁぁあああああ!!! いだいいだいいだいいだいいいいいいい!!!!!!」

地下室に響き渡る絶叫。彼は包丁を引き抜いて床においた。そして、裂けた腹の肉を掴んで、両側に開き、内蔵を露出させてしまった。赤や桃色など、新鮮な肉色をした内臓が脈動している。腸を握って引っ張りだすと、美しい少女は獣のように絶叫して、全身をばたばたと暴れさせるのであった。呼吸は乱れ、汗だくである。悲鳴を上げるアリスを見ながら、彼は再びペニスを勃起させ、びくびくと痙攣するおまんこを犯し始めるのであった。内蔵をぐちゃぐちゃともてあそぶ。アリスは絶叫しながら懇願した。

「やめでえええええ!!!! いだいがらッ! しんじゃうからぁッ!!!」
「いつのことだったか、何のために買ったかって聞いてきたよな。本当のことを教えてやるよ」
「あ゛ああああぁぁぁ!!! おなががこわれるッ!!! ひっばらないでええええええ!!!! ちが、ちがでてるがらっ……!!! あ゛あぁ、しんじゃう、しんじゃうよおおおぉ……!!!」
「そうだな。もうすぐ死ぬな」
「あ゛ああぁぁ……!!! う、うえ゛ええぇぇ……!!」

アリスは顔面蒼白になり、激痛のあまり嘔吐した。自分が死ぬという運命が、おそろしく気持ち悪かったのかもしれない。嘔吐する姿さえ美しいので、彼の勃起がおさまることはなかった。くちゅくちゅぱんぱんと、場違いな交尾音が部屋の中に響いている。

「もうすぐクリスマスでな。うちの店に、貸し切りでパーティーの予約があったんだ。妖怪肉のフルコースだよ。メインディッシュは、美少女妖怪の丸焼きだ。分かるな。丸焼きになるのは、アリス、お前だ。お前の肉ならお客さんも喜ぶってすぐに分かったよ。一目惚れって部分は、嘘じゃなかったんだ。この時期になると、幻想郷から妖怪が攫われてくる。……知ってるか? 外の世界では、クリスマスに妖怪を食うんだよ」
「ひ、嫌、いや、いやあ゛ああぁぁ……!!」

アリスは力無く首を振る。アリスは朦朧としながら、言葉のかけらをようやく聞き取っていた。人間が妖怪を食う? 妖怪が人間を食うならともかく、その逆だなんて、悪い冗談にしか思えなかった。びくびくと痙攣する。視界がかすむ。嫌だ。こんなところで死にたくない。それなのに彼は包丁を持って、アリスの内蔵をずたずたに切り裂いていくのだ。妖怪の内蔵は、どうせ取り出して捨ててしまう。ぐちゃぐちゃにしても、食用としては問題が無かった。弱っていく身体。激痛さえ遠のいていく。声を振り絞って、頭に浮かんだ人々に助けを求めた。

「だれが、たずげで……。まりざ、れいむ、ママぁぁ、ひぐ、ママああぁぁ……!!」

しかし、蹂躙は終わらない。内蔵が切り裂かれる。血がどんどん流れていく。動脈を切り裂かれて血液が吹き出し、アリスの周りは、いつのまにか血の海になってしまっていた。殺される。レイプされて殺されてしまう。耳がきいんと鳴り、内臓をかき混ぜる音が聞こえなくなっていく。痛みがなくなって、犯されていることさえわからなくなっていく。私が壊れていく。やだ。やだよぉ。これが、死ぬってことなの? 助けて、魔理沙……。

「ひゅー、ひゅー……」

声が出ない。虫の息で喉が鳴る。彼はアリスの膣を犯しながら、両手で包丁を持って細首を狙った。アリスの瞼は半開きで、涙に濡れたサファイアの瞳は、どこを見ているかさえ分からない状態になってしまっていた。わずかに瞳が動き、「殺さないで」と懇願したようにも見えたが、本当に意識があったのかは確かめる術もない。

どちらにせよ、包丁は振り下ろされる運命であった。弧を描く刃の軌跡が、アリスの首筋を流れた。精子のように血液が飛び出て、真っ赤に染まっていた手と包丁をさらに赤く染め上げていく。温かい。アリスの生の血液は、温泉の湯のように温かい。硬い肉と骨を断つために、包丁の切っ先を鈍器のように叩きつけた。ガンガンと骨を砕き、アリスの細首はやがて切断される。切り離された生首は、ころりと転がって彼を見た。眠るような表情が情欲をかきたて、いまだ体温の残る膣内で、二度目の射精を行ったのであった。

アリスの死体は、血を抜かれ、内臓を取り出され、クリスマスパーティーの前夜まで保存された。腐らないように、生首も保存されている。洗浄した死体の手首と足首を縛り、巨大なオーブンで焼いてアリスの丸焼きを仕上げた。特注の大皿に盛られた美少女妖怪の丸焼き。膣には下品にも太いウィンナーが突き立てられているが、それがかえって客の目を楽しませるのである。側には化粧を施された生首が置かれ、自らの死体を悲しげに見つめるのであった。様々な料理が並んでいる。アリスの他は、個別に部位を購入し、肉料理として仕上げた。一夜のクリスマスパーティーのために消費された死体は、アリスを含め、7人ほどの妖怪少女に由来している。

アリスの肉が削られていく。尻や腹、胸や膣が、えぐり取られて消えていく。脂肪が少ないアリスの肉は、さっぱりとしていて、中高年でも沢山口に運ぶことが出来た。みるみるうちに骨があらわになり、アリスの原型がなくなっていく。アリスは骨になるまで食いつくされ、生首のほかに、生前の原型を保つものは無くなってしまった。

パーティー後。アリスの骨はゴミ袋に入れられたが、生首だけは参加者の一人に譲り渡された。何に使われるかは、分かりきっているところである。

明治の文明開化とともに、妖怪食は人間の文化となった。近代合理主義を取り入れ、古来からの迷信を大いに弱らせた日本人は、先史時代から人を脅かしてきた妖怪たちを家畜化し、文明社会の中で消費するようになった。妖怪たちは、各地に建設された幻想郷という妖怪牧場の中で、飼育されているのだとも自覚せず、昔ながらの暮らしを送り続けている。

幻想郷、霧雨魔理沙の一軒家にて。

「……?」

魔理沙は借りてきたはずの魔導書を手にとって首をひねった。誰から借りたものだったか、さっぱり見当がつかなかったのである。

アリス・マーガトロイドならびに数千体の妖怪の記憶は、管理者の手によって抹消された。恋人も、友人も、人里の人々も、目ざとい天狗の記者たちさえも、アリスを襲った神隠しに気づくことはなかった。彼女たち妖怪は、「平和」な幻想郷を気ままに謳歌している。同胞が屠畜されているにもかかわらず、年末の宴会で陽気に盛り上がっていた。家畜はいつ肉になるのかを知らない。出荷されるその日まで、少女たちは弾幕ごっこに興じ、ただ摘み取られ食われるために、自らの少女肉を育て続けるのであった。

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